オンエア告知 5月13日 17時より 『サクリファイス(生け贄)』


ゴリラが古い日本のアパートの狭い書斎を不機嫌そうな顔で物色をする様子.png

ラジオドラマ 『 サクリファイス(生け贄) 』

局へ送信完了

宮城県仙台市泉区を中心にfmいずみ79,7Mhzで放送
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メンバー募集はまずはこちらご覧ください

『仙台魔法の泉放送劇団募集要項』

https://ameblo.jp/magicizumi/entry-12832089199.html

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ようやっと新作のオンエアが出来ます・・・。


作品リストを見ましたら、なんと新作オンエアは昨年

9月24日以来、ということで・・・・。

間がかなり空きました・・・。

申し訳ありません。



ラジオドラマ『 サクリファイス(生け贄) 』 

出演:柿崎真也(男)、 K(ゴリラ、女)



この作品は、前回の坊ちゃんショートショート

コンテストに応募した作品です。

未来を描いた作品になりますが、大きなきっかけ

がありました。

インターネットの情報でびっくりすることというのは

ある程度あっても、衝撃を受ける ということはあまり

ありません。

冷戦体制の時のソ連とアメリカのふるまいについて

一部から情報が出ていましたが、それが私に強い

衝撃を与えました。

内容は、冷戦時、アメリカ・ソ連両国が核爆弾の誤発射

をしてしまった場合の対処方法です。

誤発射なんで、悪意はない。とはいえ、やられた方は

報復をしないとおさまらない。

でも報復されるほうも、誤爆なのに報復されるのは

嫌だ、という理由で。

その場合、ここに撃ち返していいよ、という

核爆弾被弾国 リストをアメリカとソ連で密約していた

というのです。そのリストはサクリファイス・リスト と

いい、それがインターネットの流出だったか、暴露情報

としてだったか、どちらかの理由で明るみになり、一部

の識者が見解を述べていました。



ソ連の(生け贄地)は、バルト三国などのソ連周辺国。

当時はソ連の構成国でした。

アメリカの(生け贄地)は東南アジア諸国 そして、

東京と、大阪。



生け贄のことを英語でサクリファイス といいます。

タルコフスキー監督の映画でサクリファイス という映画

がありますね、自分もDVD持っていますが。



いずれ、わたしは、生け贄地に東京と大阪が入っている

こと、そもそもこの生け贄地 という発想の傲慢というか、

残虐というか、人を人とも思わないというか、人どころか

その単位の最大単位の国をそういう形で認定する思想、

そんなものに、心底、驚いたのです。



そこから、この考えに至る人間の暗部を

自分なりに表現するにはどうしたらいいか、と考え

出したのが、この作品のきっかけでした。



ゴリラが登場するのですが、この登場が物語に

インパクトを与えていると自負しています。

生成AIにイメージを文章で伝えてこのゴリラの画像

を作ったのですが、実際物語では夜に話が展開

しますが、この画像では昼です。

その点だけ、違ったのですが、生成AIは結構

イメージ通りにいかないので(笑)、一旦これを

使うことにしました。



①サクリファイスリストを作って、秘密裡に東京や大阪を

生け贄地に設定する。

②生成AIで画家やクリエイターに依頼せずとも、望む

画像を手に入れることができる(数分もかからず)。

①のことも②のことも、どちらも同じ人間ですが、主に

白人の、欧米側の人間が成したことです。



ここで、言っておきたいのは、白人の大衆社会という

か、この国家は似たことをずっと繰り返している、という

ことです。

①世界中の途上国を植民地として、黒人・黄色人種をここ

では表現できないような残虐な方法で殺りくし、奴隷にし、

あらゆる非人道的なことを信じられない量、行った。

②人類史上に残る、芸術、音楽、哲学、様々なジャンルの

学問で実績を残し、これ以上ないという作品・学説、そして

社会への貢献をしてきた。



というように、白人を中心とした欧米社会の行い、ふるまいは

現代、近現代、それ以前も結局変わってないのです。

①の様な悪魔の所業を行いもするし、②の様な人類に対し

燦然たる貢献もするのです。



それをどう解釈し、どう立ち向かっていけばいいのか。



この作品では尺の問題もあり、それに対する答えの様な

ものは提示できてないかもしれませんが。

その影響を受けた男の末路はしっかり描けたと

思っています。



急激に変化させることの影響など、微塵も考えずに

いま、アメリカという国の大統領は政策を次々実行して

います。人間はロボットではないので、問題への対処を

急激に行うと、結局そのことがまた問題を引き起こす、

ということを歴史から学んでいない、と私は感じます。



同じ過ちを繰り返し続ける、これらの国と距離を起き、

これらの国の行為、ふるまいに拒否感を持つ感覚を

持つ国と一緒に連携して国を運営していきたい、と思う

人がかなりいるとは思うのですが、それを実現するために

どうするかの具体案を提示出来ている人はまだ、居ない

気がします。

居たとしても、外野から独り言を言っている状態なのか

と思います。



そんなことを考えながら書いた作品です。



パンダは政治的動物、

馬(特に競走馬)は経済的動物、と言われますが。

ゴリラは、人間の次に地球の主導権を握ってほしい

と思える(人間の次の主役)だと、個人的には思って

います。

ゴリラの活躍を是非、この作品を聞いて、

確認してみてください(笑)。




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