『ノーアウト満塁・サヨナラ負け直前』 でマウンドに上がるピッチャー 高市早苗総理大臣



わたしは、この高市早苗様の政治家としての能力の高さは、
かなり以前から知っていました。

河川の防水対策で本来担当する省庁の予算が無いことへの対策で、
自分が担当している総務省の予算で、河川対策を出来ないか、と
ほぼ無理やりのロジックで法律を組み、河川の川底を掘り下げる
ことで、川の河川水の容積を増やし、水害対策の実行をした、
という話を聞いて、
(うわあ、すごい政治家だ)と驚いたことを覚えています。


政治家として、官僚に丸投げ言いなりじゃない、
政治家の民のための政治をする為に必要な要素、
それは、まず法律を理解し官僚に負けず操られず、
というところです。そこがとても大事です。

それを『俺は中卒で馬鹿だから、あなた達立派な大学を出ている
人たちにはかなわない。だから助けてほしいんだ。』と言って、
各省庁の官僚の一担当に至るまで誕生日を覚え、プレゼントを買って
心をとらえて政治をする、という形で官僚掌握をしたのは、
かの田中角栄さんです。
彼は、コンピューター付きブルドーザー と異名をとり、
閣僚だけでなくマスコミからも一目置かれる頭脳と猪突猛進ぶり
を併せ持った政治家でした。
彼の時代には、日本も自民党も今ほど、色々な側面で追い込まれて
いませんでした。

彼以降、官僚をしっかりと掌握した政治家は出ず、
アメリカに対して言いたい事をしっかり言うという意味では
一定の評価がある橋本龍太郎氏も、当時の大蔵省の課長に電話をした際、
電話に出た担当が課長に向かって『〇〇課長電話です~、はしりゅうから~』
なんていわれ(笑)、それを聴いた橋本龍太郎総理が、国会でこの件を発言
して笑いを誘っていた、というのを見たことがありますが。
これはいい例で、要は総理大臣から電話が来ても大蔵省の官僚たちは総理
など大したものじゃない、という認識しかもっていなかったということの
証左となる話です。


そんな政治と官僚の関係が続き、加えてアメリカの内政干渉、
中国の台頭と日本政治への同じく内政干渉があり。

日本という国は、独立国とはまったく言えない状況に陥り、その状態でかなりの
時間が経過していて、もはや国と言えるのだろうかというレベルにまで落ち込んで
います。


まさに、ノーアウト満塁・サヨナラ負け直前 という状況で、バッターは
例えばドナルド・トランプだったり。
例えば習近平だったり。
例えばウラジミール・プーチンだったり。
例えばフォンデアライエン欧州委員長だったり、するわけです。


大、大、大ピンチでの登板ですよね(苦笑)。

任期途中で大病を患うこともあるのではないか、と心配してしまう
程、ものすごい重責。
正直、彼女の優秀さは認めるところだし、すごい政治家だとは
思うのですが、女性の体力面を考えると気の毒・・・、とどうしても
思ってしまいます。

さあ、自民党。
どうなるか。

どうなっていくのか、この国は。


もう他人事なことを言って、したり顔の評論家で居られる余裕はない状況です。

日本国民として、
この高市早苗首相の動向を、注視していきたいです。

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