小さなゴミ袋 を聴いてもらう
今日、知り合いにこのCDを渡すことになっています。
『小さなゴミ袋』
この作品は、妻の実家秋田に帰省している折、
横になりながら新作の案を考えているときに、
(ゴミをちゃんと捨ててから、来たっけかな)
と思ったことが、始まりでした。
ふと、何度か見た 小さいごみ袋のことが頭
をよぎりました。
あれはサイズは、小、だよな おそらく。
(それは後日 極小 というサイズだったと知ります)
うちの近所のごみ集積所には、大 のごみ袋が殆ど
だったので、それがなにか印象に残っていて、
そこから、物語をつむぎ始めた、という感じの
始まりでした。
この作品はわたしの作品のなかでは、
最も(泣かせる)作品 と自認しています。
演者皆さんの演技が良いのはいつものことですが、
特に、ナレーションの久世さんが、わたしがなにも
演出していないのに、乾坤一擲のナレーションを
してくれて、わたしはいつもそこのシーンで涙を
流しました。
あまりにも涙脆い人は、脳機能が低下している
可能性がある、なんていう報道を見たことがあり、
(脳がお、衰えた、のかな)と真剣に思っていた
時期もあったくらい、この作品を聴く度に、
涙が出ました。
今日この作品を渡す人は、
どんな感想を抱いてくれるのか。
何とも言えず、楽しみです。
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